歌 紹 介 > 芋ぬ時代
芋ぬ時代
作詞 浦崎芳子
作曲 普久原 恒男
歌 仲本晶盛
歌 浦崎ヤス子
はやし 民謡鶯組
一 夜明き白々 暁
鶏ぬ唄いる声聞きば
我ったーアンマー ちがきみそーち
シンメー鍋に 芋煮みそーち
子ぬ達朝ぬ 目クファヤー
二 笑いはっちりとーる 熱芋や
フーフーまーさぬ 温たまてぃ
アンマーが煮ちぇーる 芋ぬ味
喉 クィークィー チーチーカーカー
茶んかてぃがてぃ まーさ味
三 寒くなりばん 思び出ち
暑くなりばん 思び出ち
くーふち芋ぬ 熱コーコーから
クラガー百号 いなよー芋から
面影立ちゅさ あぬ時分
四 クバ傘かんとてぃ 夏ぬ日ん
冬ぬ寒さる 雨ぬ日ん
物ーちゅふぁーら 腹 一 杯食でぃ
くんち付きやい うみはまりんでぃち
親ぬかまちゃる 芋ぬ味
五 三度 三度ぬ はんめーや
芋とぅ塩小し 腹満ちてぃ
命 継なぢゃる あぬ至情や
忘てーならんさ 親ぬ恩儀
いちぐいちまでぃ 忘んなよー
1.まごころ
2.赤花
3.今になてぃ思み知ゆさ
4.親ぬ面影
5.あんまー形見ぬ一番着物
6.伊江島
7.芋ぬ時代
8.親ぬ姿
9.親偲い花
10.鳩小
11.忍耐
12.沖縄でーびる(小浜節)
13.下千鳥
14.ナークニー・カイサレー
15.歌てぃ明がらさ踊てぃ明がらさ
■解説
戦後、沖縄は色々と文化の花が咲きまして、島々村々も美しく復活いたしました。私達の青春時代というものは、戦争また戦争の明け暮れでして、芋を食べて命をつなぐという、たいへん苦しい生活でした。雨の日も、風の日も、クバ傘をかぶり、はだしで働いている父母の姿が忘れられません。現在はたいへん豊かな生活に恵まれまして、戦争当時の食糧難に苦しんだことが夢のようです。島の人達はよくも頑張って、島を立て直し、その苦境から抜け出したものだと思います。不自由だった時代を通り越して生命をつなぎ、子孫を拡げて、今日の島を造り上げてきました。私はそれを心から感謝し、親祖先の有難さ大自然の有難さ、喜びやつらさ、悲しさ、人間の心の働きに依って詩にまとめました。リズムに乗せて歌ったり、踊ったり、それはお互いの心の支えともなります。沖縄の昔ながらの意地利と愛情を忘れず受け継いだ伝統文化そのものです。
1987年作 浦崎芳子
民謡鶯組の館 〒904-2205 うるま市字栄野比51-1 TEL098-962-8107